学院概要
丸亀市医師会は地域住民の健康を守り、様々な分野の看護に寄与する准看護師を養成するために准看護学院を併設しています。本学院は昭和27年に設立され、今までに1,300人以上の卒業生を送りだしてきた歴史のある学院です。高い教養と学術、技術を身につけ暖かい人間性を持つ准看護師を養成することを目的としています。
生徒の年齢、学歴、職歴は様々ですが、資格取得を目指して協力して学習しています。最近の准看護師試験合格率はほぼ100%であり、卒業後は地域の医療機関や介護施設に入職することができます。
教育理念
生命の尊厳を基盤とし、倫理的視点と科学的根拠に基づいて思考、判断、行動できる看護専門職を育成する。
教育目的
地域の保健医療福祉の向上に貢献できる准看護師の養成を目的としている。基礎的看護能力の習得と指示者との連携による実践と応用を目標とし、さらに自己研鑽できる専門職の育成を目指している。
教育目標
- 生命の尊厳を理解し、個人の人格を尊重するとともに、倫理に基づいた行動がとれる。
- 看護の対象者を身体的、心理的、社会的に統一体として理解できる。
- 人間の生活や心理を理解し、対象者とコミュニケーションできる能力を養う。
- 看護の基本となる理論を学び、実践に結び付けて理解できる能力を養う。
- 健康状態に応じて、根拠に基づいた看護技術を安全・安楽に実践できる能力を養う。
- 准看護師の役割を理解し、保健医療福祉チームと連携・協働する基礎的能力を養う。
- 専門職として、主体性をもち、知識・技術を継続的に学び続ける態度を養う。